豊前三大祇園-福岡東部大分北部

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京都の夏の風物詩として知られる祇園祭では、開催期間中に様々な神事や行事が行われますが、とりわけ山車、囃子といった山鉾巡行に関する要素は、最も華やかな祭礼行事であったため、町人が行う全国の祭礼に影響を及ぼしました。

また、祭神の頭天王やスサノオを祀る各地の社寺でも、祇園の名を冠する祭礼が執り行われています。

九州においても、「戸畑祇園大山笠」や「黒崎祇園山笠」、「日田祇園祭」、「臼杵祇園まつり」、「浜崎祇園山笠」などのお祭りが開催されていますが、そのなかでも“豊前三大祇園”と呼ばれているのが『中津祇園』、『小倉祇園太鼓』、『今井祇園』です。

中津祇園(なかつぎおん)

上祇園(がみぎおん)中津神社(なかつじんじゃ)

下祗園(しもぎおん)闇無浜神社(くらなしはまじんじゃ)

毎年7月20日以降の金・土・日に行われる『中津祇園』は、十万石の城下町大分県中津市を代表する祭りで、例年多くの観光客が見物に訪れ賑わいを見せています。

疫病退散と無病息災の祈願を目的として、1430年(永享2年)より始められ、山車が練り歩くようになったのは、1683年(天和3年)からとされています。

お祭り最大の見せ場は、朝車(中日)・戻車(最終日)の晩に行われる「練り込み」で、高さ約5mの山車が勇壮に走る姿は圧巻の一言です。

小倉祇園太鼓(こくらぎおんだいこ)

7月の第3金・土・日に開催される『小倉祇園太鼓』は、福岡県北九州市の小倉城内に鎮座する八坂神社の例大祭で、京都の「祇園祭」、博多の「祇園山笠」と並び“全国三大祇園”にも数えられています。

全国から約30万人もの観光客が訪れるお祭りの主役は、太鼓とすり鉦(ジャンガラ)が奏でるお囃子で、山車に太鼓を設置し叩きながら練り歩く「廻り太鼓」と、台に設置した太鼓を叩く「据え太鼓」により、天下泰平や国土安泰などが祈願されます。

今井祇園(いまいぎおん)

九州における祇園祭の原型を色濃く残す、福岡県行橋市の『今井祇園』は、2つの神社が1ヶ所に立ち並ぶ、全国でも珍しい「須佐神社・大祖大神社」の祭礼で、7月末あるいは8月初旬の金・土・日に行われます。

豊前地方では最大となる高さ約15mの幟山が巡行する「山」の行事と、五・七・五の長句と七・七の短句を交互に詠み連ねて奉納する「奉納連歌」、そして、御幣と花傘の心花を奉納する「八ツ撥奉納」の3つが神事の主体となっています。

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