鹿児島三大市(いち)

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物品交換を行う市(いち)は律令制の下で発展し、平城京や平安京では常設の官営市場が設置されていたそうです。

律令制崩壊後は、これに代わって交換物を展示する店(たな)が発生し、地方でも交通の要地や門前町などに、定期的に開かれる市が登場しました。

現在においても全国各地で「市」やフランス語で「市場」を指す「マルシェ」が定期的に開催されています。

古くから鹿児島県内で開かれている『川辺の二日市』、『加治木の初市』、『高尾野の中の市』は“鹿児島三大市”と呼ばれており、地元の人はもちろん多くの観光客で賑わいを見せています。

川辺の二日市

川辺町の中心商店街約1.3kmの両側に約400店舗が並ぶ『川辺二日市』は、例年2月の第1土・日曜日に開かれています。

江戸時代の天明年間(1781~89年)に、近隣の農民たちがワラ細工や竹製品を持ち寄ったことから始まり、現在では、陶器類や植木、生活雑貨、食品などの露店がずらりと並ぶほか、バナナのたたき売りや猿回し、バルーンアートなども楽しめます。

また、他会場では、九州骨董市やフリーマーケット、仏壇フェスタも開催されています。

加治木の初市

古くから姶良・伊佐地方の交通の要衝として栄え、陸路や海路を通じてやってくる人々や産物で賑わった姶良市では、かもだ想い通り商店街、はやま通り商店街と、その周囲を会場として、『加治木の初市』が、例年3月の第1土・日曜日に開かれています。

天保9年(1838年)頃からあったとされており、特産品や農林水産物などがぎっしり並ぶ市は、買物や見物客でごった返す盛況ぶりで、昔から初市の風に吹かれると1年風邪をひかないと言われています。

高尾野の中の市

例年3月の春分の日(彼岸の中日)とその翌日に開かれ、春の到来を告げる風物詩となっている『高尾野の中の市』は、出水市の高尾野駅前中心部商店街を会場として行われています。

この日は、ソバを振舞う風習があったことから、別名「そば市」とも呼ばれており、苗木・花木・雑貨・飲食など約300の露店が並ぶほか、ソバの早食い競争やバンド演奏、ダンス演舞、太鼓演奏、おばけ屋敷など様々なイベントも楽しむことができます。

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