日本三大くんち-九州

サイト内検索

福岡や佐賀、長崎などの九州北部では、作物の実りと収穫に感謝する「秋祭り」のことを、「くんち」や「おくんち」と呼んでいます。

語源の説はいくつかありますが、旧暦9月9日の「重陽の節句」に行われた祭であることから、「9日(くんち)」と呼ぶようになったとする説が有力視されています。

現在では、新暦に合わせて1か月遅れの10月に開催するところが多く、地域ごとに多彩な御神幸が行われていますが、そのなかでも『長崎くんち』、『唐津くんち』、『博多おくんち』は“日本三大くんち”と称され、例年多くの観光客が詰め掛け賑わいを見せています。

長崎くんち

長崎県長崎市の諏訪神社で10月7日から9日まで間催される『長崎くんち』は、1634年(寛永11年)、2人の遊女が神前に謡曲「小舞」を奉納したことが始まりとされています。江戸も中頃になると、奉納踊に異国趣味のものが取り入れられたり、御神幸に巨大な傘鉾(かさぼこ)が登場するなど、現在も見られるような姿へと発展し、豪華絢爛な祭礼として全国に知られるところとなりました。

唐津くんち

唐津神社の秋季例大祭として11月2日~4日に間催される『唐津くんち』は、3日間で50万以上の人々が詰め掛ける佐賀県を代表する一大イベントで、14台の豪華な曳山(ひきやま)が見所となっています。神輿の御神幸は、寛文年間(1661-72年)に始まったとされ、今日のように曳山が登場するのは、文政2年(1819年)に奉納されてからで、乾漆で製作された巨大な曳山は、現代の価格に換算すると1~2億円にもなると言われています。

博多おくんち

福岡市博多区に鎮座する櫛田神社の秋季例大祭である『博多おくんち』は、毎年10月23日と24日に本祭が執り行われています。1,200年前から伝わる博多の秋の風物詩であり、24日の御神幸では、牛車に曳かれた神輿を中心に、獅子頭、稚児行列、ブラスバンドなどが町を練り歩きます。例祭期間中には、御神幸のほか献茶式や五穀豊穣市、相撲大会、柔道大会など、様々なイベントも開催されています。

コメントを残す

CAPTCHA


*投稿されたコメントはブログ管理者の認証後に表示されます。

このページの先頭へ