四国三大急登

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標高差があり急傾斜が続く山道を「急登(きゅうとう)」と呼び、甲斐駒ヶ岳への黒戸尾根(南アルプス)、烏帽子岳へのブナ立尾根(北アルプス)、谷川岳への西黒尾根(三国山脈)が、“日本三大急登”と称されています。

西日本の中では高山が集中する四国には、急峻な地形を行く登山道がいくつかあり、そのなかでも愛媛県高原町の『石墨山』、愛媛県西条市と高知県いの町を跨ぐ『伊予富士』、そして、香川県高松市と徳島県美馬市を跨ぐ『大滝山』を、“四国三大急登”と呼んでいます。

石墨山

標高1,456mの『石墨山』は東西約16kmにわたる皿ヶ嶺連峰の主峰で、石鎚連峰の山塊を臨む展望と落差96mの白猪ノ滝が魅力となっています。

登山コースはいくつか用意されていますが、皿ヶ峰連峰には尾根筋に縦走路があり、大小いくつものピークを越えるため、コース中に標高差がかなりあります。

国道494号線で標高が1000m近くの黒森峠から登ると、本峰の稜線に出る直前に急登がありますが、稜線に出て岩場を越えれば山頂となります。

伊予富士

日本三百名山の一つにも数えられている『伊予富士』は、四国山地西部の石鎚山地に属する標高1,756 mの山です。

登山ルートは町道・瓶ヶ森線から登るコースと、寒風山トンネルから桑瀬峠を経て登るコースがあり、急登とされている箇所は、登山口から桑瀬峠までと頂上付近にあります。

伊予富士を含む石鎚山地一帯は石鎚国定公園に指定されており、コメツツジやツクシシャクナゲが群落する山頂からは、瀬戸内海や土佐湾なども望むことができます。

大滝山

讃岐山脈では3番目に高い標高946mの『大滝山』には、相栗峠ルートと大生口ルートの2つの登山道があり、相栗峠の登山口からすぐのところが急登となっています。

大滝山には香川県で唯一ブナの原生林や、樹齢300年をこえるケヤキ林など、多くの自然が残されているほか、山頂には、四国別格二十霊場の20番札所である大瀧寺や西照神社もあり、江戸時代中期には、山岳信仰の霊山として信仰をあつめ、現在も多くの登山者や観光客が訪れています。

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