土佐三大神楽-高知県

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神社の祭礼などで見受けられる「神楽(かぐら)」とは、神様へ奉納するために奏される歌舞のことで、平安中期に様式が完成したとされています。

神楽は「巫女」、「出雲流」、「伊勢流」、「獅子」の4系統に大別され、そのほか、宮中で行われる「御神楽(賢所御神楽)」に対し、民間のものは「里神楽」や「太々神楽」などと呼ばれています。

全国各地で様々な形式の神楽が見られますが、高知県において“土佐三大神楽”と呼ばれているのが『池川神楽』、『津野山神楽』、『本川神楽』です。

池川神楽(いけがわかぐら)

仁淀川町に鎮座する池川神社で、11月23日のお祭りの際に舞われる、400年の伝統を受け継ぐ『池川神楽』は、土佐最古の神楽として知られています。

演目は神々を迎える神儀に始まり、「宮祓い」、「悪魔祓い」、「神迎え」、「二天」、「手草」、「児勤」など14通りあり、所要時間は4時間にも及びます。

特に、黒翁面の「児勤の舞」は、池川神楽にのみ見られる特異な舞で、衣装も雅楽の冠り物である鳥兜を着用するなど、優雅で華麗な趣が見物客を魅了します。

津野山神楽(つのやまかぐら)

檮原町(ゆすはらちょう)の『津野山神楽』は、観光地としても知られる梼原三嶋神社(10月30日)をはじめ、田野々三嶋五社神社(11月3日)や竹の藪三嶋神社(11月23日)などで見ることができます。

囃子に合わせて舞う荘厳な神楽は全部で18節からなり、全ての舞を正式に納めると8時間もかかるそうです。

五穀豊穣や無病息災を祈願するため、秋祭りに氏子が神社へ奉納しますが、この日には、神輿が町を練り歩く御神幸も行われています。

本川神楽(ほんがわかぐら)

土佐の神楽は、いずれも県北を横断する四国山地一帯に伝わっていますが、その中で、最も山深い地域にあり、唯一の夜神楽を伝えるのが、いの町で行われている『本川神楽』で、大森八幡宮や長沢白髪神社など、本川地区内の神社で執り行われる、冬の例祭で見ることができます。

演目は「注連の舞」、「山王」、「般若」、「鬼神争い」など18通りあり、素面の神事舞や面神楽のほか、「剣の舞」や「長刀の舞」のような、曲芸的な演目も披露されています。

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