土佐三大古墳-高知県

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高知県内には、ツツジや桜が咲き誇る公園として整備されている、4基の古墳により構成された南国市の「長畝(ながうね)古墳群」をはじめ、民家宅地内にある高知市の「吉弘古墳」や香美市の「新改古墳」、琴平山南麓に位置するいの町の「枝川古墳群」、御林神社の敷地内にある芸西村の「馬ノ上古墳」など、各地に古墳が点在しています。

そのなかでも“土佐三大古墳”と呼ばれているのが『朝倉古墳』、『明見彦山1号墳』、『小蓮(こはす)古墳』です。

朝倉古墳(あさくらこふん)

高知市の朝倉駅から西北へ約300m、朝倉神社の神体山である赤鬼山の東斜面に位置する『朝倉古墳』は、7世紀前半(古墳時代後期)に築造されたと推定されています。

横穴式石室を有する円墳でしたが、昭和始めの開墾で削平されたため、現在では円形の墳丘を消失しており、全長10m余りの石室が地上に露出しています。巨岩を使った巨石古墳の1つで、明治初頭に発見された際には、馬具や鉄鏃(てつぞく)、須恵器(すえき)などが出土したそうです。

明見彦山1号墳(みょうけんひこやまいちごうふん)

南国市指定史跡として保護されている『明見彦山1号墳』は、直径14mの円墳で中央に横穴式の石室が開口しています。

高天ヶ原山の峰に続く「彦山」と称される丘陵の麓にある、3基の古墳によって構成された古墳群の1つで、2011年(平成23年)の発掘調査では、須恵器や玉類などの副葬品が出土しており、これら出土品から6世紀末~7世紀初頭の築造とされています。

また、3号墳からは直刀や刀子、馬具、鉄鎌、玉類などと共に人骨も出土しています。

小蓮古墳(こはすこふん)

南国市の西部に位置する『小蓮古墳』は、高さ7m、南北28m、東西22mの楕円形を成した円墳で、横穴式古墳としては県下最大規模を誇っています。

短冊形墳土が2段に積まれているのが特色で、1972年(昭和47年)の発掘調査では、金銅製の中空玉、金環、鉄刀子、鉄鏃などが発見され、これら出土品から6世紀後半の築造と推定されています。

高知県指定史跡として保護されており、古墳のなかに入ることはできないので、観光に訪れる際は注意してください。

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