鳥栖市の観光スポット!九州各地からアクセス抜群
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佐賀県東端に位置する鳥栖(とす)市は、福岡市と接する北西部に山地があるほかは、概ね平坦な地形が広がっており、南部は筑後川を挟んで久留米市と接しています。
九州の交通拠点、鳥栖市の概要
東洋経済オンラインの「住みよさランキング」において上位にランクされることが多く、人口は佐賀市・唐津市に次いで県内第3位、人口密度は県内トップを誇っています。
江戸時代、朝鮮通信使が立ち寄る場所であったことから、輸入した漢方薬やその知識が集積され、薬の製造や行商が盛んになりました。
江戸後期には、鳥栖に本社を置く久光製薬の前身・田代売薬が、日本四大売薬の一つとして数えられるまでに成長し、佐賀の乱や西南戦争で薬が不足したことを契機に、製薬業はさらに拡大していきました。
また鳥栖市は、福岡・熊本・鹿児島・宮崎を結ぶ縦軸と、長崎・大分を結ぶ横軸の交点にあるため、明治から陸上交通の要衝として発展し、現在では物流施設の集積地として機能しています。
近年では、産業団地が造成され工場進出が相次ぐなか、研究施設も多く集まっていることから、産学官連携の中核を担う街としても注目されています。
鳥栖市のおすすめ観光スポット
河内ダム周辺には、温泉や宿泊、食事が楽しめる「とりごえ温泉栖の宿」、自然石を生かして清流を引き込んだ「河内河川プール」、野鳥が生息する自然林が保全されている「市民の森」などがあり、人気の行楽地となっています。
ダムから少し足を伸ばすと、戦国時代に勢力を誇った筑紫氏の城下町跡で、広さ東西約2.5㎞、南北約2㎞にも及ぶ「勝尾城筑紫氏遺跡」、662年の創建と伝えられる水と緑豊かな「四阿屋神社」など、歴史スポットもあります。
また、国内外のブランド約150店舗が揃う「鳥栖プレミアム・アウトレット」、田代売薬を中心とした薬の歴史資料を展示する「中冨記念くすり博物館」、宿場町として栄えた面影を偲ばせる「田代・秋葉」なども定番の観光地です。
そのほか、草スキーが楽しめるほか頂上から市街地を一望できる「杓子ヶ峰」、その麓にある桜の名所「田代公園」、夜景も美しい市民憩いの場「朝日山公園」、いちご狩りが楽しめる「鳥栖ベリーフォレスト」などもおすすめです。